Cursor IDE Remote
Cursor は、AI を活用したコードエディタで、開発者の生産性を大幅に向上させます。公式サイトからインストールしてご利用いただくことももちろん可能ですが、Cursor IDE Remote ではブラウザ経由でリモートデスクトップに構築された Cursor IDE にアクセスできます。Cursor 以外に、AWS CLI、AWS SAM CLI などの開発ツールがプリインストールされておりすぐに開発を始めることができます。

主な特徴
- クラウドベースの開発環境: ブラウザからアクセス可能なリモートデスクトップ環境
- Amazon DCV による高速接続: 低遅延で快適な開発体験を提供
- プリインストールされた開発ツール: AWS CLI、AWS SAM CLI、uv、NVM などが利用可能
- 日本語対応: OS 及び日本語入力をあらかじめセットアップ
- セキュアなアクセス: CloudFront と ALB を経由した安全な接続
- Ubuntu 24.04 対応: 最新の Ubuntu LTS で AppArmor によるセキュアな Electron サンドボックスを実現
構成と概算コスト
システム構成
- EC2 インスタンス: t3.xlarge (4 vCPU, 16 GiB RAM)
- EBS ボリューム: 40 GB (デフォルト、変更可能)
- ネットワーク: VPC、サブネット、Internet Gateway
- ロードバランサー: Application Load Balancer
- 配信: CloudFront
- その他: Lambda、Secrets Manager、SNS
概算コスト(東京リージョン)
主要コンポーネントの月額概算(24時間稼働の場合):
- EC2 (t3.xlarge): 約 $140/月
- EBS (40 GB): 約 $4/月
- Application Load Balancer: 約 $20/月
- CloudFront: データ転送量による(最小料金あり)
- その他サービス: 約 $1-2/月
合計概算: 約 $165-170/月(データ転送料を除く)
注: 実際のコストは使用量とリージョンにより異なります。開発中のみ使用する場合は、未使用時にインスタンスを停止することでコストを削減できます。最新の料金については AWS 料金ページをご確認ください。
AWS へのデプロイ
次のボタンからデプロイできます。AWS へログイン後クリックしてください。
パラメータ設定
- UserEmail
- ユーザーのメールアドレスです。通知の送信先およびシステム設定に使用されます。
- UserFullName
- ユーザーのフルネームです。Git の設定などに使用されます(デフォルト: Cursor Developer)。
- InstanceType
- EC2 インスタンスタイプです(デフォルト: t3.xlarge)。
- InstanceVolumeSize
- EBS ボリュームサイズ(GB)です(デフォルト: 40)。
- RepoUrl
- 開発用に自動的にクローンする Git リポジトリの URL です(オプション)。
- Language
- OS の言語設定です。EN(英語)または JP(日本語)を選択できます(デフォルト: EN)。
デプロイが開始すると UserEmail に設定したメールアドレスに通知のサブスクリプションを有効化するためのメールが届きます。メールからサブスクライブを行い通知を受け取ってください。
デプロイ後のアクセス
デプロイが完了すると、下記の案内が書かれたメールが届きます。または、CloudFormation の Outputs タブからも確認できます。
- CursorURL: Cursor IDE へのアクセス URL
- Username: ログイン用のユーザー名
- Password: ログイン用のパスワード
- InstanceId: EC2 インスタンス ID
URL にアクセスし、表示されたユーザー名とパスワードでログインしてください。
初期設定
- パスワードはログイン後変更を推奨します。
passwdコマンドで変更できます - デスクトップアイコンの Cursor は最初無効化されています。右クリックで起動を許可してください
日本語入力
Ctrl + Space で直接 / 日本語を切り替えられますが、半角・全角キーでの切り替えを行いたい場合一度設定を再起動してください。
その他
- ターミナルへの Copy & Paste は Ctrl + Shift + V になります。これは Linux の仕様です
- GPU 関連のエラーメッセージが表示される場合がありますが、これは仮想環境で GPU がないためで動作には影響しません
セキュリティについて
Ubuntu 24.04 では、AppArmor によるセキュリティ強化が行われています。Cursor IDE Remote では以下の 2 つのメカニズムでセキュアな Electron サンドボックスを実現しています:
- AppArmor プロファイル: Cursor バイナリに対してのみユーザー名前空間の作成を許可
- SUID chrome-sandbox: Electron の子プロセス(レンダラー、GPU)に対するサンドボックス
これにより、--no-sandbox フラグを使用せずにセキュアな環境で Cursor を実行できます。