GenAI Design Studio
GenAI Design Studio は、Amazon Nova Canvas を活用したバーチャル試着ソリューションです。アパレル業界やECサービスにおいて、服飾デザインから実際のモデル着用撮影まで、様々なプロセスの効率化を目指します。
主な機能
- モデル生成: テキストプロンプトを使用してバーチャルモデル画像を生成
- バーチャル試着: Amazon Nova Canvas を使用した高品質な服の試着機能
- 背景置換: テキスト記述による背景の自然な置き換え
- 直感的なUI: 簡単な操作でプロフェッショナルな結果を得られるユーザーインターフェース
- 高品質な画像生成: Amazon Nova Canvas の最新技術による高解像度画像生成
対象ユーザー
- アパレル業界: 服飾デザインの可視化、商品撮影コストの削減
- ECサービス: バーチャル試着による顧客体験の向上
- マーケティング: 多様なモデルでの商品プロモーション
- デザイナー: アイデアの迅速なプロトタイピング
パラメータ設定
デプロイ時に以下のパラメータを設定できます:
- NotificationEmailAddress: デプロイの開始・終了を通知するメールアドレス
- SelfSignUp (デフォルト: true): セルフサインアップの有効/無効を切り替えます
- AllowedSignUpEmailDomains: サインアップを許可するメールドメイン。メールドメインは「@」を含めずに指定してください。(例: example.co.jp)
- AllowedIpV4AddressRanges (デフォルト: 0.0.0.0/1,128.0.0.0/1): アクセスを許可するIPv4アドレス範囲
- AllowedIpV6AddressRanges (デフォルト: 0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000/1,8000:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000/1): アクセスを許可するIPv6アドレス範囲
セキュリティに関する注意点
本番環境で使用する場合は、以下のセキュリティ対策を推奨します:
- IP制限の設定:
AllowedIpV4AddressRanges
とAllowedIpV6AddressRanges
を使用して、アクセス可能なIPアドレスを制限 - メールドメイン制限:
AllowedSignUpEmailDomains
で特定のドメインからのサインアップのみを許可 - セルフサインアップの管理: 必要に応じて
SelfSignUp
をfalse
に設定し、管理者がユーザーを作成
IP 制限を設定しない場合は Public Access 可能な状態でデプロイされます。 SelfSignUp
を false にした場合、AWS アカウントでのユーザー作成 (Amazon Cognito) が必要です。
デプロイ後の設定
デプロイのボタンを押すと、しばらくしてから AWS Notification - Subscription Confirmation
というメールが届くため Confirm subscription
のリンクを押してください。これで、デプロイの開始、終了のメールが届くようになります。
デプロイが完了すると通知メールが届きます。通知メールには以下の情報が含まれます:
- アプリケーションのURL
- Amazon Bedrockのモデルアクセス設定手順
リソースの削除
デプロイしたリソースを削除するには、CloudFormation コンソールから以下のスタックを削除します:
VtoAppStack
スタック(アプリケーション本体)GenStudioDeploymentStack
スタック(デプロイ用スタック)